水瀬ケンイチさんの、東日本大震災でわかった「生活防衛資金」の必要額と最適商品という記事を拝読して、非常時に備えて、生活資金・生活防衛資金のロケーションを見直します。非常時用のサバイバル資金を、生活圏に密着した銀行に確保しておくことにしました。
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非常時を考えるとネット銀行だけに依存するのは危険
現在の、私の生活資金・生活防衛資金のロケーションは、
- ネット証券会社の個人向け国債(変動10年)に50%程度
- ネット銀行の普通預金45%程度
- 信託銀行に5% 程度(返済用口座として)
となっています。
世帯単位では、他に、妻の金融資産として都市銀行の普通預金があります(あるはずです)。
平常時のお得度、利便性を重視した結果、流動性資金はネット銀行に集中してしまっています。
都市機能が麻痺してしまうような非常事態を想定すると、ネット銀行への集中依存は非常に危険です。
電源、通信機器、通信回線を喪失しているかもしれないし、人手の面でもまったく期待できません。
生活圏に密着した銀行も活用する
備えとして、生活圏に密着した銀行の普通預金口座に、最低2週間は生き延びられる資金=サバイバル資金を確保しておくことにします。いざというときに頼りになるのは、やはり人間ですから。
具体的には、生活圏に支店の多い都市銀行と、ゆうちょ銀行に、それぞれ最低30万円くらいを預けておきます。