資産を一部処分しました

資産を処分しました。と言っても、投資信託・ETFなどの有価証券ではなく、実物資産。カメラとレンズです。

(投資とは直接関係のないお話です。興味のある方のみお読みください)

一眼レフによる写真撮影を趣味にしはじめたのはいまからちょうど5年ほど前のことです。子供が生まれて来るのに合わせて、しっかり記録に残せるようにとはじめたのがきっかけです。

もともと凝り性なこともあり、あれもこれもと買い集めていくうちにずいぶんとカメラ・レンズ資産が増えてしまいました。

この1、2年で撮影スタイルが固まってきたこともあり、使用頻度が極めて低いものが増えてきたので、資産を処分して整理しました。

当初の想定では、売却するだけの予定だったのですが、結果は予想外な方向に…

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カメラ・レンズの中古市場

カメラ・レンズは歴史が長い&愛好者が幅広いこともあり、中古市場がとても発達しています。

オークションサイトなどでも活発に取引されていますし、市中でも、中古買取店、中古販売店が数多くあります。

一定以上のクラスのカメラ・レンズは一定の流動性が確保されており、すぐに換金することが可能です。また、車やPCなどと違って、中古でもそれなりに高い価格で買い取ってもらえる点も特徴です。

購入するときも、新品同様のものや程度の良い商品がたくさん出ているので、お得に購入することができます。私も、レンズはほとんど中古で買いそろえています。

オークションの場合、店頭より安く購入できたり、高く売却できたりすることができる可能性もありますが、もろもろのトラブルの可能性があるのでよくよく考えて利用したほうがよいと思います。

買取店を選ぶ

下調べの結果、定番の買取店は以下の3つであることがわかりました。

  • マップカメラ
  • フジヤカメラ
  • カメラのキタムラ

買取価格の妥当性、企業としての信頼性などが評価基準になります。なお、オークションは手間がかかるのと、トラブルが面倒なので最初から除外しています。

各社ともWEBで下取り価格の目安を調査できるので調べてみたところ、以下のようになりました。いずれもニコン製品です。

マップカメラ フジヤカメラ カメラのキタムラ
D7000ボディ 30000 30000 30150
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G 14000 11000 14400
AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR 26000 29000 26100
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 33000 30000 33300
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G 11500 14000 11700
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 126000 107000 126000
D700ボディ 65000 67000 65250
MB-D10(D700用バッテリーグリップ) 7000 8000 6300

マップカメラは、MB-D10以外はワンプライス(状態によらず定額買取)、MB-D10は上限価格です。

フジヤカメラ、カメラのキタムラは、提示された上限価格で、状態によりここから減額される可能性が高いです。

D700, MB-D10(D700用のバッテリーグリップ)は、継続利用する予定ですが、参考まで見積もってみました。

こう比較してみると、マップカメラの条件の良さが光ります。事前の調査で把握した下馬評通りの結果です。

マップカメラは買取価格水準が高いだけでなく、ワンプライス制度なのでこの価格での買取が高い確率で期待できます。他社は上限価格なので、ここから状態などに応じて減額されていきます。

キタムラは、マップカメラのワンプライスを意識して、数百円加えたものを上限価格としているのでは?と勘ぐってしまいたくなる結果です。

マップカメラの店舗が自宅から近いこともあり、マップカメラで売却することにして出かけることにしました。

「期間限定で下取り(買い替え)なら査定価格+15%」というバナー表示が気になりつつ…

マップカメラ店頭にて

マップカメラの買取窓口に行ってみると大盛況。番号札を取ってまつこと10分、ようやく順番が回ってきました。すでに閉店間際だったことと、数が多かったことから、結果がわかるのが20時すぎになるということで品物を預けて、翌日再来店することにしました。

翌日、会社帰りに再度来店し、結果を教えてもらいました。すべてワンプライス価格+上限価格で買い取ってもらえるとのこと。ありがたい。

手続きが進み、売却代金の受け取り方に話が及んださい、

「現金で受け取りますか?それとも買い替え用のクーポンにしますか?今なら+15%上乗せです」

とのこと。

「あのバナーのことか…」

「D700はいいボディだけど、さすがにふるいしなー」

「D810いいよな…(前々から調べてはいたのだよ…)」

などといろいろな邪念が浮かんできて、ここで気絶…。

気づいたら、継続使用予定だったD700とMB-D10も下取りに出して、追い金3000円払って「ニコンD810 24-120 VR レンズキット」をゲットしていました。あれ?

このモデルは「GET! ナノクリスタルコート NIKKORレンズキャッシュバック」キャンペーン対象だそうで、申請すると後日ニコンから7000円キャッシュバックしてもらえるようです。

現所有機材

資産整理(?)の結果、現在の所有機材は以下のようになりました。レンズは使用頻度の高い順です。結果的にずいぶんよい機材がそろっていますが、カメラの腕は並以下です…。趣味とはいえ完全に非合理的な買い物だなぁと自分でも思います。

  • D810ボディ
  • AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
  • AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
  • AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
  • AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
  • AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

今回増えたAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRは、山歩きや旅行の時など、多くの機材を持っていけない時の便利ズームレンズとして使ってみる予定です。あまり活躍する機会が少ないようだったらこちらも処分します。

まとめ

カメラ・レンズの中古市場事情と、買取の実例についてご紹介しました。

カメラ・レンズは割と高い価格で買い取ってもらえるので、使ってない機材をお持ちの方は売却などを検討されてみるのもよいのではないでしょうか。

私の場合は、結果的に使っていない機材をまとめて、最新の機材に交換する形になりましたが…。

カメラ・レンズはつかってなんぼ、良い写真を残してなんぼです。これからしっかり使い倒していこうと思います。ついでに。ワインをはじめとするお酒は飲んで楽しんでなんぼです。今後とも楽しいお酒を心がけたいと思います。

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