インデックス投資を開始してから、はじめて小幅ながら調整局面を迎え、「長期にわたり投資を継続するために大事なこと」というテーマで、自分なりに感じたことや、自分の投資方針をレビューする記事をまとめていました。
ただ、読み返してみると、まだたかだか数%下落しただけでこれはかなりはずかしいだろうということに気付きました。例えるなら、富士急ハイランドにいって、トーマスランドだけで遊んで、富士急ハイランドを語るような恥ずかしさでしょうか。
書いた記事は一度お蔵入りとして、近い将来に来るであろう本格的な下落局面を晴れて乗り切れた後に、改めてレビューして記事にすることにします。
とはいえ、将来のために、いまここで感じたことは、熱いうちに自分の言葉で残しておきたく、感じたことを振り返り、率直な感想をダイジェスト版として超ライトタッチでメモしておきます(完全に自分用メモですみません)。
今回の調整での気づき
- 十分な生活防衛資金を別枠で確保すること、リスク許容度の範囲内で投資すること、各アセットクラスのリスクを把握していること、ポートフォリオ全体でのリスク、個人全体・世帯全体に占めるリスクの割合を把握していることは重要。マーケットの変動に過度に反応して一喜一憂しなくて済む。
- マーケットが急騰しようが暴落しようが、「夜グッスリ眠れる」の状態をキープすることが、長く続ける上ではとても大事。
- 待機資金を持っていること、今後も引き続き継続して積み立て投資していくことは、マーケットの下落の苦痛をやわらげるための頓服薬、精神安定剤として有効。
- どんなに下げたって、インデックスの場合無価値になることはまずないという安心感はたのもしい。
- 待機資金をリスク資産に投入、あるいは退避するルールをしっかり決めておけなかったのは失敗。いつ、どのくらい追加投入したらよいだろうといった点でヤキモキしてしまった(結局、事前に何となく決めていた3%下落したらランプアップ1回分を前倒しするを執行しただけ)
- 待機資金をもつことは、理論上は非効率である点、上述の投入・退避ルールの難しさの点で再考の余地あり。国内債券クラス扱いにし、機械的にリバランスでアセットアロケーションを維持する過程で下落した資産を買い増すほうがわかりやすくてよいかもしれない(リーマンショックでも国内債券クラスのNOMURA-BPI総合指数は-3%程度だったらしい。要検証)
- 投資信託(特に海外株式をくみこんでいるもの)の機動力のなさが、かえってマーケットの変動に対して鈍感になれる点でよかった。ETFだったらこうはいかなかったかもしれない。
先輩個人投資家からのアドバイス
インデックス投資初心者・ブロガー見習いの私個人の感想はここまでです。
私のような初心者の感想よりもずっと役に立つ、先人からの教えをご紹介しておきます。
いずれも、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬ケンイチ(@minasek)さんの記事です。
勉強期間中、ここで紹介した記事以外にも、他の多くのブロガーのみなさんの記事を拝読し、リンクをメモしておいたのですが、こともあろうか紛失。あらためて読みかえそうと思っています。