2014年8月が終わりましたので、アセットアロケーションとポートフォリオ、投資活動をレビューします。
私の投資方針は、投資方針書 2014年6月27日をご参照ください。
NISA/特定口座のアセットアロケーション
投資方針書 2014年6月27日に記載した通り、私名義でのアセットアロケーションは、十分な生活防衛資金を確保したあとに残る運用向けの資産を、すべて株式クラスに振り向ける積極型です。
妻の資産(ほとんどが銀行預金)とあわせ、世帯全体で受容できるリスクをふまえ、このようになりました。
あ、評価額変動とは別の、顕在化したら相当に深刻な別のリスクは別途真剣に慎重に管理いたします…
バリュー平均法実践の具体的詳細を詰めきれていないため、バリュー平均法用の待機資金は考慮していません。決まり次第、資産状況の一部として確認できるようにします。
またリスク資産のランプアップ期間中のため、投資待ちの資金を現金性資産でプールしていますが、過渡的状態であるため、考慮していません。
楽天証券のNISA口座開設キャンペーンでもらった1000円分で購入した「楽天みらいファンド」はごく少額のため、ファンドのアセットアロケーションを調べる手間などとトレードオフの結果、算入していません。
バリュー平均法的積み立て投資の投資月でないため売買によるキャッシュフローはありませんでした(次は2014年9月の予定です)。
分配金によるキャッシュフローは
- 国内株式クラスの1306 TOPIX連動型投信からの分配金
(参考記事:国内ETF-1306の分配金が出ました:分配金について考える)
でした。
受け取った分配金の金額が少額のため、投資待ち資金として現金性資産に入れました。
NISA/特定口座のポートフォリオ
国内株式クラス
- 1306 TOPIX連動型投信 (積み立て対象)
- 日本株式インデックスe (お試しで一度スポット購入したのみ)
先進国株式クラス
- 1680 上場海外先進国 (積み立て対象資産)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド (お試しで一度スポット購入したのみ)
新興国株式クラス
- 1681 上場海外新興国 (積み立て対象資産)
- eMAXIS 新興国株式インデックス (お試しで一度スポット購入したのみ)
確定拠出年金のアセットアロケーション
Investment vehicleは、アセットクラス毎に一つ商品が用意されているだけですので選択の余地なしです。
毎月の拠出金が、中学生の頃に親からもらっていた月のおこづかい額より少ないという、とてもさみしい状態なので、確定拠出年金はコアの運用資産と統合せず、目標の比率で積み立て設定してほったらかしの独立運用としています。
勤務先持株会
勤務先の従業員持株会積み立てを解約し、保有分を証券会社に移管して売却しました。移管された証券会社では単元未満株の取引が可能だったため、株式発行会社に買取請求しなくて済み、タイムラグなし、かつ、買い取り請求よりは割安な手数料で売却することができました。
今回の売却では確定損がでましたが、以前、利益確定のために一部売却した際に出た確定益と通算するとほぼ損益なしでした。正確には、奨励金込みで、配当金は再投資済みでトントンなので、銀行普通預金に負けたことになります。
従業員持ち株会での積み立ては、奨励金が出るのが主なメリットの一つですが、奨励金の分を考慮したとしても、残念ながら、投資対象としてそれほど魅力的に映らなかったため解約を決断しました。そもそも個別株という時点で厳しく判断せざるをえないのですが。
自分でもぜひ投資したい!と思えるような会社で働けるといいのですが、なかなか、そううまい具合にはいきませんね。
ただ、自社株への投資はリスク管理の観点から慎重に判断すべきです。多くの人にとって生活の基盤である給与収入をその会社に依存している事を加味して、リスクを考える必要があります。